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今回のコンサートのチラシです。
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今日はあいにくの雨。 いつもは文化会館入口に設置する案内看板とお花は館内へ。
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開場時間となり、次々とお客様が来場されます。
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本日は四家卯大さんのチェロ独奏。 オープニングは、バッハ作曲の無伴奏チェロ組曲第1番より「プレリュード」
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同じく無伴奏チェロ組曲第1番より「サラバンド」 バッハの原曲に四家さんのお家芸とも言える即興演奏を織り交ぜながらのステージは、一種独特な世界観に彩られ、まさに素晴らしいの一言です!
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無伴奏チェロ組曲第3番より「サラバンド」 ピチカートを多用した遊び心たっぷりな演奏が面白いです。
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続いて無伴奏チェロ組曲第5番より「サラバンド」
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四家さんの優しさあふれるトークに会場が和みます。
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次は宮沢賢治の童話 “セロ弾きのゴーシュ”を題材とした四家さんのオリジナル曲「インドのとらがり」 リズミカルかつ躍動感あふれる旋律に心を動かされます。 続いて伊福部昭作曲「ゆかいな馬車屋」 伊福部さんは「ゴジラ」の作曲家として広く知られています。
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前半最後は、四家さんのオリジナル曲で「あなたがいないと生きていけない」 曲によって様々な表情を見せてくれるチェロという楽器、実に奥が深いですね。
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前半ステージ終了後のティータイムです。 ラウンジで思い思いにくつろがれるお客様。
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(上)毎回恒例のロビコンCDのプレゼントコーナーです。 今回はロビコンスタッフ屈指の文化人!Mさんがくじ引きを行います。
(下)Vサインを掲げているのは、みごと当選されたお客様。 おめでとうございます!
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後半ステージは先程くじを引いていたスタッフMさんの話から始まりました。 じつは何を隠そう、スタッフMさんこと小川雅魚さんは、名古屋の某大学で教鞭を執っておられる大学教授。 今回、四家さんをお招きするにあたり、多大なるご尽力をいただきました。 お二人の出会いは1年ほど前。 東京にて、とある文化人の集まりがあり、その場でチェロの演奏を披露されたのが四家さんでした。 類い希なる演奏技術と人となりに惚れ込み、それを機に親交を深められたそうです。
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ここで、四家さんが “ダクソフォン” という珍しい楽器の演奏を披露して下さいます。 ドイツ人が考案したこの楽器、タングという羽根のような木片をマイクの付いた箱に取り付け、弓で擦って音を出すんだそうです。 まるで人が鼻歌でも歌っているかのような、摩訶不思議な音色に興味津々です。
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お二人の楽しい話で会場のお客様は微笑みっぱなし。 様々な文化人との交友関係や音楽談義等、話は尽きません。 ついには、四家さんとっておきの18番? チェロ弾き語りで「リンゴ追分」も!
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チェロの弓に張られているのは馬の尻尾の毛なんだそうです。 という事で、止めてあるネジを外せば・・・なるほど!
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後半ステージは四家さんの新しいアルバム「犬とたまねぎ」の中から何曲か演奏して下さいます。 オリジナル「真空管の中の宇宙」、そして映画「小さいおうち」の挿入曲でウェーバー作曲「ロマンス」、映画「深呼吸の必要」より挿入曲。
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次は、映画「山桜」より挿入曲。 心安らぐ美しい演奏に、お客様もうっとりです。
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プログラム最後は、パブロ・カザルス編曲のカタルーニャ民謡 「鳥の歌」 まさに神曲です! ちなみに四家卯大さん、ご本名なんだそうです! 素敵なお名前ですね。
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(上)スタッフより花束が贈呈され、会場からは割れんばかりの拍手の嵐が・・・
(下)ステージ横に飾られた様々なタングを前に、再びダクソフォンの説明をして下さいました。 まるで工芸品のような美しさのタングですが、色(材質)によって音色が様々に変化するそうです。
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アンコールは再び、無伴奏チェロ組曲第1番より「プレリュード」 チェロの優しい音色に包み込まれながら、本日のステージの幕が閉じられました。
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コンサート終了後、お客様よりアンケート用紙を回収させていただきました。 ご来場、誠にありがとうございました。
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ラウンジでは四家さんのCDの販売が行われました。 サインをしながらお客様に気さくに話かけられていました。
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最後に四家さんと共にスタッフ全員で記念撮影を行いました。 じつはこの後、地元の某和食店にて四家さんとスタッフ有志とで食事会を行いました。 またとない貴重なお話も伺え、とても楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。 四家さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。
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