第88回 あつみロビーコンサート
FLAMENCO MEETS JAZZ

今年度初のロビコンは、Kind’o jazz の皆さま フラメンコダンサーの kahomiさんが、熱く燃え上がる夏を連れて来てくれました。
始めから終わりまで お客様の心をグッと掴んで、ひと時も離しませんでした。
カッコいいアドリブ・掛け合い・スイング感。jazzを心から愛し楽しんでいる演奏者を前に、お客様も自然に体が動き笑顔に。
「テネシーワルツ」ではサックス奏者 國井類さんの心から溢れ出る音色に涙がこみ上げてきました。
そして、会場をより熱くしたフラメンコダンサーkahomiさん。
つま先やかかとで床を踏みならした魂のリズム、それは美しい手の動き、引き込まれそうな眼差し、一瞬にして誰をも虜にし、本当に情熱的で美しかったです。
音楽とはこんなにも楽しくて、心をいっぱいにしてくれるんですね。
誰もが幸せを感じ、時には涙し‥そこにkahomiさんのフラメンコ、お客様の笑顔。全てが重なり一つになった感動的な時間でした。
皆さま ありがとうございました。



今回のコンサートのチラシです。



今年度ロビーコンサートの第1弾はフラメンコ&ジャズ。
渥美文化会館入り口にはスタッフHさん作の素敵なウェルカムボードがセッティングされました。

開場時間となり、お客様が次々とお見えになります。
受付ではチケットの取り扱いの他、ひざ掛けの貸し出しも行っておりますので、ご遠慮なくお申し付けください。





いよいよ “FLAMENCO MEETS JAZZ” の開演です。
フラメンコダンサー Kahomiさんと、ジャズユニット
Kind o' Jazz の皆さんの共演、とても楽しみです。
オープニングは「聖者の行進」
とってもお洒落なフュージョン風アレンジが素敵です。
各プレイヤーによるアドリブソロも最高!
これぞジャズの醍醐味ですね。

今回でロビーコンサートへのご出演が何と6回目!
サックス 國井 類さん。
曲はジャズのスタンダードナンバー I Here a Rhapsody



ギター 砂掛康浩さん。
超絶ギターテクに心を奪われてしまいます。
なお、砂掛さんのお兄さん 砂掛裕史朗さんはジャズドラマーで、過去2回 UNIT7 のメンバーとしてロビコンに出演されています。

ピアノ&ハモンドオルガン 西川崇代さん。
ジャズピアノ、めちゃカッコイイですね!

ロビコンは2回目のご出演、ベース 大村守弘さん。
まさにいぶし銀の魅力。

同じくロビコン2回目のご出演、ドラムス 野村陽三さん。
ノリノリなスティックワークに思わずスウィングしてしまいます。



続いてお馴染みの曲「テネシーワルツ」
美しく深みのあるサックスの音色が会場に響き渡ります。
なお今回は会場が満席となったため、急遽ホールのステージ上にも席を作り、お客様に座っていただきました。
國井さん曰く、2階席だそうです!

國井さんのトーク、相変わらず冴えてますね!
さすが場を盛り上げるツボを心得ておられます。







次は「コーヒールンバ」
ここでいよいよフラメンコダンサー Kahomiさんの登場です。
本場スペイン仕込みのフラメンコダンスがこんなにも間近で観られるなんて、ホント幸せです。
会場からは手拍子や「オーレ!」のかけ声も上がり、もう熱気ムンムン!
ちなみに、プログラムに記載してある Baile(バイレ)とは、スペイン語で「踊り」という意味なんです。

前半ステージ最後は、チックコリアの代表作 LA FIESTA
スペイン情緒あふれる名曲に合わせ、会場の端から端まで所狭しと踊り回る Kahomiさん。
汗びっしょりの熱演に、会場から惜しみない拍手が送られました。

ここで20分間のティータイム。
こちらのテーブルでお好きな飲み物とお菓子を選んでいただきます。



大勢のお客様でラウンジがこんなにも一杯に。






後半ステージ1曲目は、ロバータ・フラックのヒット曲
Feel Like Makin' Love(愛のためいき)
ソフト&メロウなバラードで、まさに大人の雰囲気ですね。
ステージ後方の窓の景色もすっかり暗くなり、ムード満点!
ちなみに、これが「2階席」からの眺めですが、すごく見晴らしいいですよ。

ハモンドオルガンを演奏される西川さん。
優しく深みのある音色がとても心地いいですね。
軽やかで繊細な指さばきに、思わず見とれてしまいました。
次は ジャズサックスプレイヤー ソニー・ロリンズのオリジナルナンバー The Meeting
アップテンポでノリノリの楽しい曲に客席からの手拍子も加わり、会場は一気にヒートアップ!


次は「黒いオルフェ」
ここで再び Kahomiさんの登場です。
曲想にピッタリな黒のドレスが素敵ですね。
ステージ上の西川さんが鍵盤ハーモニカで憂いのこもったメロディーを美しく奏でます。
なお、一般的によく言われる「ピアニカ」や「メロディオン」はメーカーの商品名なので、正式名称は「鍵盤ハーモニカ」との事だそうです。

Kahomiさんと國井さんが決めているのは「オーレ!」のポーズ。
決してラップの「ヨーヨー!」ではないそうです。(笑)
Kahomiさん、見かけによらず(失礼!)とってもお茶目で可愛らしいですね。

再び、チックコリアの代表的なナンバーから SPAIN
華麗かつ妖艶なダンスに目が釘付けです。
カ、カッコイイ!



ついにプログラム最後の曲となってしまいました。(涙)
何と、ジャズアレンジによる「見上げてごらん夜の星を」
Kahomiさん、華麗でしなやかで美しく、しかも指先の細かい動きまで意識されていて、素晴らしいですね。
オーレ! のポーズ、決まってます!

演奏終了後、スタッフより花束が贈られました。
そして会場を揺るがすような拍手の嵐が沸き起こり・・・




アンコールは、スティーヴィー・ワンダーのナンバー
ISN'T SHE LOVELY
ステージの締めくくりにふさわしい明るく楽しい曲ですね。
私にとってはまったく初めてのフラメンコダンスでしたが、
正直一言では言い表せない程、深く感動しました。
ジャズとフラメンコって相性抜群なんですね。
とにかく理屈抜きですごく楽しかったです!

コンサート終了後、お客様よりアンケートとひざ掛けの回収をさせていただきました。
皆様、ご来場誠にありがとうございました。
本年度もよろしくお願いいたします。




お客様のお見送りをされる Kahomiさん。
気さくに握手や会話に応じておられました。

最後に、出演者・スタッフ全員で記念撮影を行いました。
素晴らしいエンターテイメントをありがとうございました。



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