第32回 あつみロビーコンサート
ギロックアンサンブル ・ ゴスペルシンガー 本多馨子

今回でいよいよロビコンも折り返し地点。今年度も残すところあと2回となりました。
ツリーをかたどったイルミネーションなど、会場はクリスマスムードに飾りつけられ、ティータイムにいただくお菓子も今回はちょっとしたサプライズ! イチゴの乗ったクリスマスケーキでした。
第一部のギロック協会愛知支部の皆さんによるギロックアンサンブルは、まるで物語が次から次へと展開していくような構成で私たちをギロックの世界へ導いてくれました。途中に演奏されたエレクトーンやハンドベルの音色は反響の大きい会場にうまくマッチしてとても幻想的な雰囲気でした。
第二部の本多さんによるゴスペルコンサートは、多くの人が知る名曲を独自の解釈で演奏され、新鮮さと共に、どこまでも伸びていく歌声と、力強くも繊細なピアノに圧倒されました。
年末にふさわしい、スペシャルな、そして心の温まるコンサートでした。



今回のコンサートのポスター(チラシ)です。

チラシ裏面です。

12月は恒例のクリスマスコンサート。
「ドリームの会」の中学生スタッフ6名と共に、会場をクリスマス一色に飾り付けます。


今日は少々人手不足。
お茶係の中学生スタッフ、今回は何と! 2名でガンバリます。(汗)
スタッフYさんが助っ人に。

受付の飾り付けです。
開場時間に間に合うよう、手際よく行いましょう。





次はティータイムのクリスマスケーキ。
「渥美虹の会」の皆さんが真心を込めて焼き上げた台にデコレーションします。
スタッフHさん、お味はいかが?
注)これはあくまでもお客様に提供するケーキの試食です。
   決してつまみ食いではありません。


中学生パティシエのお手並み拝見!



最後にチョコレートをトッピングします。
左奥ではスタッフHさんがコーヒーの試飲中。
お味は・・・(笑)

受付係さんです。
皆さん、にこやかでいい顔してますねえ〜。
ではでは、張り切っていきましょう!

開場時間となり、早速お客様がお見えに・・・。
受付さん、頑張ってます。


こちらはお茶係さん。
なっ、なんと! サンタさん キタ――(゜∀゜)――!!!!
飾り付けもキレイに出来ましたね。






第1部はギロックアンサンブルの皆さんによる演奏です。
アメリカの作曲家 ウィリアム・ギロック。
彼の曲は、その美しいメロディーから「音楽教育の作曲界のシューベルト」と言われているそうです。
その作品の数々を8人の皆さんによってバリエーション豊かに演奏して下さいます。
オープニングは(左より)徳田あつ子さん、安藤悦子さんの演奏で、メキシコ情緒あふれる曲「フィエスタ・マリアッチ」

大羽陽子さんのソロで「かざぐるま」
軽やかで愛らしい小品です。
大羽さんは当ロビコンではもう顔なじみですね。



栗田卓美さんのピアノ、野村幸恵さんのエレクトーンによる編曲・演奏で、ギロックの代表作「秋のスケッチ」
シンプルな中に憂いを秘めた、とても美しい曲ですね。
う〜ん ロマンティック!
エレクトーンが入ったことによって音に厚みが加わりました。

メンバー全員でのハンドベル演奏で「フランス人形」
(左より)小林ゆか、金子絹恵、徳田あつ子、大羽真理子、野村幸恵、安藤悦子、栗田卓美の皆さんです。
ちなみに、大羽陽子さんが後ろでピアノを弾いておられるんですが・・・すっ、すみません!(汗)
クリスマスムード一杯の演奏でした。

(左より)大羽陽子さん、安藤悦子さんのピアノ、小林ゆかさんのエレクトーンで、バッハ作曲・ギロック編曲で「主よ人の望みの喜びよ」
ギロックのシンプルな編曲が、あまりにも有名なこの曲をより一層際立たせます。


安藤悦子さんのピアノソロと大羽真理子さんの朗読で、ギロック最後の作品となった「終奏曲 〜想い出〜」
彼に直接教えを受けようとアメリカに渡ったピアニスト安田裕子さんのために書かれた曲です。
シンプルで澄み切った何てきれいな曲なんでしょう!
なお、大羽さんは司会進行役も務められました。

最後の曲は、(左より)金子絹恵さん、大羽真理子さんのピアノ、野村幸恵さんのエレクトーンで「シャンペントッカータ」
まるでシャンペンの泡がはじけるような、とっても楽しい曲で第1部のフィナーレを飾っていただきました。



演奏終了後、出演者の皆さんにポインセチアが贈られました。
今日はほんのごく一部分でしたが、ギロックの美しい世界を垣間見ることができました。
♪もしもピアノが弾けたなら・・・

ティータイムです。
今日はサンタさんがロビコンのために、はるばるグリーンランドから駆けつけてくれました。(ホンマかいな!?)



「オレンジジュースをどうぞ。」
サンタさん、日本語も堪能です!


第2部は、ゴスペルシンガー 本多馨子さんのステージ。
1曲目は、映画「天使にラブソング2」より HIS EYE IS ONTHE SPARROW

次は、プログラムには載っていなかった山下達郎の「クリスマスイブ」 サプライズ! です。
続いて「きよしこの夜」
「クリスマスイブ」は普段ステージではあまり歌わないとのことですが。(初めて! みたいな?)

本多さんのトーク、素晴らしいの一言です。
お笑いの素質がおありのようで、次から次へとギャグが繰り出され、お客様を飽きさせない巧みな話術にどんどん引き込まれてしまいます。


おなじみのクリスマスソングから White Christmas
「ゴスペル」の意味は、よく解釈される God Spell (神様の言葉)ではなく、Good Spell→Good News (良き知らせ)なんだそうです。 初めて知りました。
さすがに本多さんのおっしゃる「コスプレ」と勘違いはしませんが。(笑)

次は「天使にラブソング2」より JOYFUL JOYFUL
ベートーヴェンの第九 4楽章「歓喜の歌」に英語の歌詞を付け、ゴスペルにアレンジされた曲です。
それに付け加え後半、原曲(歓喜の歌)を手話を交えながらアカペラで披露して下さいました。


会場の皆さんのお顔が爆笑トークでほころんでます。
私、生ゴスペルを聴いたのは初めてなんですが、とにかく本多さんの力強い歌声に感動しまくり!
たしかゴスペルって地声に近い発声ではなかったでしょうか?(間違ってたらごめんなさい!) その地声?でのパワフルな響き、そして独特の節回し(フェイク?) うまいっ!
それに加え、ファルセットとかクラシックの歌声も絶品!
まさにミラクルヴォイスですね。
それともう一つ、ピアノの腕前にもビックリしました。
ピアノソロ、もう1曲お聴きしたかったです。

曲は JESUS IS THE ANSWER
日本語の歌詞と手話も交え、情感を込めてしっとりと歌い上げて下さいました。
そして最後は本多さんのアレンジによる AMAZING GRACE
1番はコテコテのゴスペル風? 2番は普段よく聴くアレンジなのかな? 3番は本多さんのお家芸、アカペラ+手話でクラシック風と、バラエティーに富んだ AMAZING GRACE、充分堪能させていただきました。



演奏終了後、サンタさんからポインセチアのプレゼントが・・・。
アンコールは「冬のソナタ」を、何と! 韓国語で歌って下さいました。 カムサハムニダ!
ちなみに、この曲はゴスペルではないそうです。(笑)


最後に出演者の方々と一緒に記念撮影。
ギロックアンサンブルの皆さん、本多馨子さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。
「ドリームの会」の皆さん、スタッフ、サンタさん、お疲れ様でした!
そして、ご来場下さったお客様、誠にありがとうございました。



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