第46回 あつみロビーコンサート
チェロとピアノのしらべ
アコーディオンとギターのしらべ

春を思わせるような暖かな日曜日、今年度最後のロビーコンサートが開催されました。
第1部はチェロ 杉浦 薫さん、ピアノ 原田綾子さん。
チェロの心地よい優雅な響き、そして愛すべき小品の数々に、しばし時を忘れ音楽に酔いしれてしまいました。
第2部はアコーディオン 戸田みわ子さん、ギター マモル モリシタさん。
お二人の絶妙なコンビネーションによる演奏と爆笑トーク、お見事と言うほかありませんでした。
今回も1部と2部とでは全くジャンルの異なるステージ構成でしたが、楽しんでいただけましたでしょうか?



今回のコンサートのチラシです。




(上)スタッフが集まったところで、打ち合わせを行います。
今日も福江中学「ドリームの会」から6名の生徒さんが、ボランティアとして参加してくれました。
(下)元気よく受付係に立候補する中学生スタッフ。

会場を彩るお花造りに、わき目も振らず集中するスタッフHさん。
真剣な表情に思わず身が引き締まります。
ロビコンって、こういった素晴らしいスタッフの皆さんに支えられて成り立ってるんですよ。

ホールでは出演者の皆さんとの入念な打ち合わせが行われています。




受付の皆さんです。
男の子二人組、女子のパワーに圧倒され気味?!


当日は渥美文化ホールで大きなイベントがあり駐車場の混雑が予想されたため、スタッフがお客様のお車の誘導を行いました。

第1部は都合により急遽、本来は第2部にご出演予定の チェロ 杉浦 薫さん、ピアノ 原田綾子さんの演奏から始まりました。





1曲目はハンガリーを代表する作曲家、コダーイの「ソナチネ」
エキゾティックな美しい響きがとても印象的なこの曲は、ハンガリーの民族音楽に使われている五音音階で書かれています。
この音階、日本の民謡にとても似ているそうで、どおりで何故か親しみやすかったんですね。

今回のプログラムは、ピアノの原田さんがハンガリーに留学されていた関係で、東欧の作品が数曲取り入れられています。
ハンガリー名物?の生臭い鯉のスープ、お味はいかがでしたでしょうか?

次はバッハ作曲「G線上のアリア」
あまりにも美しいメロディー・・・言わずと知れた名曲ですね。



続いてチャイコフスキー「感傷的なワルツ」
元々はピアノ曲ですが、チェロが奏でる甘く切ないチャイコフスキー節に、思わず涙腺が緩みます。






ハンガリーの作曲家、ポッパーの「ハンガリー・ラプソディー」
この曲、まるでチェロ版「チャルダッシュ」みたいですね。
杉浦さんの華麗で見事な弓さばきに目を奪われます!
時にはこういった軽快で楽しく聴ける曲もいいですね。
続いてルーマニアのジプシー音楽「ひばり」
曲の途中、鳥の鳴き声が聞こえた時にはびっくりしました。
うーん、まさに超絶技巧!

(上)演奏終了後、中学生スタッフより花束の贈呈があり、会場から盛大な拍手がわき起こりました。
(下)アンコールはチェロの独奏で、林学作曲「ふきのとう」
元は歌曲ですが、チェロとピアノのために林光さんが編曲したものを杉浦さんが独奏曲としてアレンジされました。
今のシーズンにピッタリな選曲ですね。

1部終了後は20分間のティータイム。
中学生スタッフが淹れたコーヒーや紅茶、ジュース、田原くっきー工房さんのクッキー等をお客様におもてなしします。




(上)あっ! 私です。(汗)
スタッフ森下さんが撮って下さいました。 感謝!です。
よく見ると、階段の踊り場で撮影中のスタッフKさんも写ってました。
(下)こんな絵を撮ってたんですね。

毎回恒例のロビコンCDプレゼントコーナーです。
スタッフYさんが持っているかごの中のクジを中学生スタッフが1枚ずつ引き、番号を発表します。
当選されたお客様、おめでとうございます!


第2部はアコーディオン 戸田みわ子さん、ギター マモル モリシタさんのステージです。
何と!演奏前にとんでもないギャグで、見事会場を煙に巻くモリシタさん。(笑)
ピアノの上に乗っているのは・・・?

アップテンポなボサノバ調の曲 Bim Bom から始まりました。




続いて、ゆったりとしたバラード風な Ho Ba La La
サンバのリズムに乗せてアコーディオンが切ないメロディーを奏でます。
続いて、ジャズのスタンダード Nica's Dream
実に多彩なジャンルを弾きこなされるお二人の才能、お見事です。

次は戸田さんのソロ。
よく“小さなオーケストラ”と呼ばれるアコーディオンですが、まさにそれを実感させてくれるような、迫力ある素晴らしい演奏でした。



(上)喋りがメインというモリシタさんですが、残り時間を気にしながらのトークでチョッピリ不完全燃焼気味?
でも、戸田さんへの度重なる鋭いツッコミには正直笑っちゃいました。
(下)速弾きで有名なジャズのスタンダードナンバー Donna Lee を、目隠しで弾きこなすモリシタさん!
続いてアコーディオン奏者 Cobaさんの曲で「過ぎ去りし永遠の日々」
テレビ番組「おしゃれカンケイ」の某人気コーナーのバックで流れていたおなじみの曲ですね。

プログラム最後の曲は、阿川泰子さんのジャズボーカルでヒットした Skindo Le-Le
そして、中学生スタッフより花束贈呈があり、会場からアンコールの拍手が・・・







この曲、確かに聴き覚えがあるんだけどタイトルが出てきません! う〜ん、何だったっけ?
PA担当スタッフに聞いたところ「ルパン三世」との事。
なるほど!納得です。 あ〜スッキリした!
モリシタさん、次回は時間無制限のトークショーなんていかがですか?(笑)




コンサート終了後、お客様よりアンケートを回収させていただきました。
貴重なご意見は今後の運営の参考とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
今年度のロビコンは、おかげを持ちまして無事終了いたしました。
皆様方にはお忙しい中をお越しいただき、誠にありがとうございました。
次年度もスタッフ一同、心よりお待ちしております。

最後に出演者の皆さんと共に記念撮影なう!
素晴らしい演奏をありがとうございました。




(上)さあ、後片付けです。女子は強し!ですね。
(下)中学生スタッフにもアンケートを書いてもらいました。
スタッフの皆さん、そしてドリームの会の皆さん、半年間お疲れさまでした。
次年度もよろしくお願いしま〜す!



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