第47回 あつみロビーコンサート
JAZZy Night in Atsumi vol.7

 第47回のロビーコンサートはニューヨーク在住のクニ三上さんとその仲間によるJAZZY NIGHT in Atsumi。これまでのヴォーカルを交えたJAZZY NIGHTとは異なり、ピアノトリオのみによる演奏は会場の皆さんにとって新鮮な雰囲気ではなかったでしょうか?
 前半の演奏は今の季節に合わせて『枯葉』からスタート。クニさんの所属していたデューク・エリントン楽団での有名な『A列車で行こう』や『サテンドール』、そして前半の締めにはノリノリの『In The Mood』。ジャズのスタンダードナンバーばかりで、とても聴きやすい構成でしたね。
後半は予想外の『アンパンマン・マーチ』に始まり、リクエストに応えての『Spain』や『I wish you love』、そしてスイングガールズでもお馴染みの『SING SING SING』などなど、時に熱く、時に軽やかで洗練された演奏を楽しむことができました。
 演奏の合間はクニさんのユーモアあふれるトークもあり、会場のみなさんもなごやかな雰囲気。暑い夏も終わり、まるで秋風のような心地の良いコンサートでした。



今回のコンサートのチラシです。

チラシ裏面です。

ロビーコンサートの幕開けは恒例のジャジーナイト。
会場となる渥美文化会館の準備も整い、立て看板も出来上がりました。

今日は高校生の皆さんがスタッフとして参加してくれました。
お客様を笑顔でお迎えします。 こんばんは!


今年度のジャジーナイトはクニ三上トリオ(ピアノ クニ三上、ベース 林 正男、ドラムス 橋本 学)の皆さんによる演奏。
オープニングナンバーは「枯葉」、続いて「A列車で行こう」

次は、ミュージカル「ノー・ノー・ナネット」より「ティー・フォー・トゥー」(邦題 二人でお茶を)
1950年にドリス・デイが歌って大ヒットした曲ですね。
続いて「サテンドール」

ベースの林 正男さん。

ドラムスの橋本 学さん。

ニューヨーク在住37年のジャズピアニスト クニ三上さん。
軽妙でウィットに富んだトークで会場を沸かせます。
素敵な帽子に粋なストライプのジャケットが超お似合い!

前半ラストの曲は「イン・ザ・ムード」
お客様からの手拍子も加わり、ステージは大いに盛り上がりました。
グレン・ミラー、いいですね〜



ここで20分間のティータイムとなります。
ラウンジではパネルに作品が展示され、さながらミニギャラリー状態でした。




後半ステージ1曲目は、何と 「アンパンマンマーチ」
アンパンマン、ニューヨークに現る!
鳥だ! ロケットだ! あっ! アンパンマンだ!(笑)
サプライズな選曲に思わずにんまりでした。

次の2曲は、会場のお客様からのリクエストによる即興演奏。
I wish you love そして「スペイン」



「スペイン」は、このメンバーでは全くの初見プレイ!
にもかかわらず、見事ピッタリと息の合った演奏で華やかにステージを盛り上げて下さいました。
これぞまさにジャズの醍醐味ですよね。

続いて、美しいバラードナンバー 「ミスティー」
この曲、何度聴いても胸にジーンときます。
そして「シング・シング・シング」
いやぁ〜もうとにかく、三上さんのピアノテクに魅了されっぱなしです!
本場仕込みの素晴らしい演奏がこんなにも間近で楽しめるなんて。
選曲もなじみ深いスタンダードナンバーばかりで、ジャズにあまり詳しくない私でも(汗) 充分に楽しむことが出来ました。
感激です!

あっという間に時は過ぎ、いよいよアンコールへ・・・・・
会場からの盛大な拍手に応え、最後は名曲「テネシーワルツ」でコンサートの幕が閉じられました。
本場ニューヨークの雰囲気が伝わってくるような、贅沢で聴き応えのあるステージ・・・・・幸福感でいっぱいになりました。





演奏終了後、お客様よりアンケートを回収させていただきました。
ご協力、そしてご来場、誠にありがとうございました。


受付では三上さんご本人がお客様と和やかにコミュニケーションを交わしながら、本とCDの販売を行っていました。
クニ三上トリオの皆さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。



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