第50回 あつみロビーコンサート
津軽三味線 雅會

今回、ロビコン50回目という記念すべき回にちょっと異色な津軽三味線ということで、今までにライブで聴いたことが無かった私はとっても楽しみでした。
三本の細い弦とべっ甲のバチからかもし出される津軽じょんがら節は、まさに日本人の私の身体にビンビンと響き渡りました。
体験コーナーで初めて三味線にふれさせていただき、たった一音出すだけでもむずかしくて、(隣で体験されたおばあちゃんは楽しそうに弾かれてましたが)到底私には無理と思いました。なので、皆さんがいかに努力されてきたかということも、わかりました。
帰られる時のお客様も口々に「ほんとに素晴らしかったわね。」と、満足げでした。
雅會のみなさん、すてきな時間をありがとうございました。



今回のコンサートのチラシです。




ロビコンも今日でいよいよ50回目を迎えます。
これもひとえに皆様方の熱いご支援、ご愛顧のおかげ!
スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。

受付はクリスマスバージョン。
中高生のボランティアスタッフの皆さん、よろしくお願いしま〜す!


お客様にチラシをお渡しする高校生ボランティア。
中学の頃から運営スタッフとして頑張ってくれています。
いつも感謝!

記念すべき第50回目は、豊橋の津軽三味線グループ「雅會」の皆さんです。
1曲目は雅會代表の中野貴康さん、そして鈴木啓詠さんの演奏で、青森県民謡「じょんから変奏曲」
初めて聴く生津軽三味線、すごい迫力です!
じつはあのビンビン響く音色って、とても健康にいいんだそうです。
津軽三味線を聴いて身も心もリフレッシュ!(笑)

次は小学2年生の「津軽じょんから節」曲弾き。(注)
大人顔負けの堂々とした演奏にびっくりです。

(注)曲弾き・・・三味線・琴などを特殊な技巧で弾いたり、非常な速さで弾いたりすること。
                    Yahoo!辞書より



中野さんの津軽三味線と鈴木さんの歌で、数少ない愛知県の民謡の中から「設楽さんさ」
鈴木さん、歌うまいです!



次は鈴木さんと谷口鮎美さんの演奏で、山寺の和尚さん〜ずいずいずっころばし〜カントリーロードのメドレー。
おなじみの曲が続き、会場からは自然と歌声が響き渡ります。

続いては小中高生のユニット 弦侍Jr. のメンバーから中学1年生の女の子と高校2年生の男の子による「津軽じょんから節」の弾き比べ。
同じ曲でも演奏者によってこんなにも個性の違いが出るんですね。
なお、お二人とも全国大会での優勝経験者!
雅會の皆さん、まさに全国レベルですね。

今日はおかげさまでこんなにも大勢のお客様にご来場いただきました。
続いて中野貴康さん作曲のオリジナル「無常」
今日この1日、そしてこの一瞬を大事に・・・勇壮かつドラマティックな津軽三味線の音色が力強く響きます。


(上)次は会場のお客様に実際に津軽三味線を弾いていただく体験コーナーです。
じつは右の女性、うちのスタッフなんですよ!
そのうち左のおばあちゃんが見事な芸達者ぶりを発揮し始め、会場からは拍手喝采!
アンケートにありましたが、昔よく弾かれてたんですね。
納得のワンマンショーでした。(笑)
(下)第1部最後はオリジナル「ええじゃないか」
ええじゃないか、ええじゃないか・・・聴くほどに自然と笑みがこぼれるような暖かい歌ですね。

ティータイムのお菓子はもちろんクリスマスケーキです。
お好きなものをどうぞ!









柔らかな日差しが差し込む渥美文化会館のラウンジで、一時を楽しむお客様。


ロビコンCDプレゼントのコーナーです。
今回は4名の方にプレゼントさせていただきます。
当選されたお客様、おめでとうございます!

第2部はオリジナル曲「飛翔」から始まりました。
この曲はCDになっていて、某テレビ番組の中でも流されているそうです。







次は愛知県大府市出身の民謡歌手 水上弥生さんの唄で「津軽よされ節」
津軽三味線の伴奏は中野雅康さん、太鼓は鈴木さんです。
張りのある素晴らしい歌声、さすがプロですね!
ちなみに水上さんは民謡のみならず、別名 “やゆ” さんとして津軽三味線の弾き語りや、“やゆfish” という二人組のユニット等、多彩なジャンルで幅広く音楽活動を行っておられます。

(上)次は再び「津軽じょんから節」曲弾き。
鈴木さんは、今年行われた津軽三味線の全国大会で優勝された実力の持ち主。
あまりの素晴らしさに途中で拍手をするのも忘れるほど聴き入ってしまいました。
演奏前に津軽三味線の奏法を説明して下さったんですが、洋楽器にも通じる部分があり(トレモロ奏法など)、とても興味深かったです。
(下)ロック風にアレンジされたオリジナル曲「チャレンジ」
高校生の若さあふれる演奏、気持ちいいですね。

続いて雅會のテーマ曲「風雅」
超ド迫力の演奏に感動、感激でした。
そして再び水上さんの唄で「津軽あいや節」
大府から遠路はるばる、半島の先端までお越しいただき、ありがとうございました。







次はオリジナル曲「仁太坊物語」
今から150年ほど前、津軽の秋元仁太郎(仁太坊)さんという方が津軽三味線の元祖と言われているそうです。
両親を亡くし、11歳にして天涯孤独となってしまった盲目の仁太坊さん。
その波瀾万丈の物語を元に、仁太坊さんに捧げるために、この曲を作曲されました。
苦難の生涯を表すかのような憂いが込められた美しいメロディーに心を打たれます。

(上)プログラム最後の唄はオリジナルで「ありがとう」
「ありがとう」って、ホントいい言葉ですね。
客席からの手拍子にのせて鈴木さんの歌声が会場に響き渡ります。
(下)スタッフより花束の贈呈があり、アンコールの盛大な拍手がわき起こります。




最後は雅會の皆さんによる合奏で「六段」
この曲は津軽三味線に数ある流派に関係なく、誰とでも一緒に合奏出来る曲だそうです。





コンサート終了後、お客様よりアンケート用紙を回収させていただきました。
寒い中をご来場いただき、誠にありがとうございました。
これからもあつみロビーコンサートをよろしくお願いいたします。


最後に、出演者の皆さんと共に記念撮影を行いました。
素晴らしい演奏をありがとうございました。








(上)支援学級の子どもさんが作って下さったクリスマスツリーです。
じつは当日、うっかりしてカメラに収めるのを忘れてしまったので、後日撮ったものなんです。(汗)
(下)ロビコンの常連さん、豊橋の男声合唱団「ふんけんクラブ」の皆様よりクリスマスプレゼントのクッキーをいただきました。
なお、包み紙にはこんな素敵なメッセージが・・・・・
ふんけんの皆様、いつもいつも温かいご支援をありがとうございます。



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