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今回のコンサートのチラシです。
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スタッフ特製の立て看板と美しく生けられたお花が、お客様をお迎えします。
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受付係の皆さんです。 今回も地元 福江中学校のボランティアグループ「ドリームの会」の皆さんが、スタッフとして参加してくれました。
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来場されるお客様に明るい笑顔で応対する中学生スタッフ。
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開演時間が近づくにつれ、受付が混み合ってきます。 がんばって!
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ロビーコンサート第1部は「ピアノとホルンによるクラシック音楽の旅」〜フランスからロシアまで〜 と題したステージ。 ピアノ 中井志穂子さん、ホルン 今井 希さんのお二人による演奏で、ヨーロッパ各国のクラシック音楽を紹介して下さいます。 1曲目はオーストリアの作曲家、モーツァルト 「ホルン協奏曲第1番ニ長調K412第1楽章」
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ステージ進行は、演奏曲目によりお二人が交互で説明して下さいました。
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2曲目は中井さんのピアノソロで、ロシアの作曲家、プロコフィエフ『ロミオとジュリエット』より「モンタギュー家とキャピュレット家」 ロシア音楽は極寒という地域柄か、どっしりとした重厚感あふれる曲が多いそうです。
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次はイギリス民謡「グリーンスリーブス」 誰もが知っている名曲ですね。 ホルンの優しく温かな音色がこの曲にピッタリです。 ここで今井さんより、ホルンの紹介がありました。 ちなみに、管を全て真っ直ぐに伸ばすと4m程にもなるそうで、それをグルグル巻いてコンパクトにまとめてあるんだそうです。
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再びピアノソロで、ドイツの作曲家ベートーヴェン ピアノソナタ第14番嬰ハ短調作品27-2「月光」第2、3楽章 気迫のこもった中井さんの熱演に、会場から大きな拍手がわき起こります。 続いてフランスの作曲家、サン・サーンス「ロマンス 作品36」 曲の中盤にはスペイン風な曲想もあり、ちょっぴりエキゾティックな気分に浸ることが出来ました。
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プログラム最後はポーランドの作曲家、ショパン「ノクターン第16番変ホ長調作品55-2」 いかにもショパンらしい甘美なメロディーが、心地よい眠りを誘います。(笑)
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中学生スタッフ、そして会場のお客様より花束の贈呈があり、会場から惜しみない拍手が送られました。
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アンコールは、アメイジング・グレース アメリカで最も愛唱され続けている不動の名曲を最後に、楽しい音楽の旅はエンディングを迎えました。 心暖まる素敵なステージでした。
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第1部終了後は20分間のティータイム。 こちらのコーナーで、お客様に好みの飲み物とお菓子を選んでいただきます。
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皆さん、ラウンジで思い思いにくつろがれています。 コーヒーのお味はいかがですか?
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ここで、恒例のロビコンCDプレゼントコーナーです。 ドリームの会の生徒さん2名によるくじ引きが行われ、番号を発表します。 みごと当選されたお客様、おめでとうございます!
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後半は「新内節 宿場ライブ・イン 田原」 拍子木の音と共に、客席後方からお二人が三味線を弾きながらステージまで歩いて行きます。
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これが「新内流し」で、本来は昔、江戸の街並み(遊郭)を流して歩き「新内さん!」と呼ばれてから席へ上がらせてもらい、1曲演奏しておひねりを頂いていました。 今ではそういった風習は全く無くなってしまったそうです。
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浄瑠璃と語り 新内光千佳さん(左) 三味線 新内勝志壽さん(右) 次は、初世鶴賀若狭掾の作で「若木仇名草(わかぎのあだなぐさ)四谷の段」 一般的には「蘭蝶」と呼ばれているそうです。 新内節、初めて聴かせていただきましたが、美しい三味線の音色と共に情感たっぷりに語られる物語は、まるで一人芝居のような味わい深さを感じます。
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新内光千佳さんが新内節を始められたきっかけは、昔務めていた会社の同僚に新内節の師匠さんがおり、ある日稽古に誘われたら何故か水が合ったようで、以来現在まで続けておられるそうです。 生まれ故郷の岐阜県垂井町では子ども歌舞伎が行われており、小さい頃から浄瑠璃に慣れ親しんでいた事も一因とか。
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次は、同じく初世鶴賀若狭掾の作で「日高川(ひだかがわ)嫉妬の段」 道成寺物と呼ばれ、新内ではとても映える曲だそうです。
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感情を込めた唄と語り、そしてダイナミックかつ聴き応えのある三味線の響きに心打たれます。 じつに小粋ですね。
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ここで、中学生スタッフから花束の贈呈があり、会場は温かな拍手に包まれました。
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最後に質問タイムが設けられ「どうして声が枯れないんですか?」等、お客様からの素朴な疑問に丁寧に答えて下さいました。 今回は、新内節という素晴らしい日本の伝統芸能に出会えたこと、とても嬉しく思います。
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ホール出口でアンケートとペンを回収する中学生スタッフ。 ご来場誠にありがとうございました。
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最後に、出演者の皆さんと共に記念撮影を行いました。 素晴らしい演奏をありがとうございました。 スタッフの皆さん、お疲れ様!
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