第108回 あつみにこんさーと
纐纈歩美バンド スペシャルジャズライブ

名称も「あつみロビーコンサート」から「あつみにこんさーと」と改め、
新たにスタートした第108回目となる今回は、纐纈歩美ジャズカルテットによるスペシャルジャズライヴ。
纐纈歩美カルテットの皆さんは2015年7月の第72回に続いて8年ぶり、2度目の登場です。
今回はオリジナル曲中心のプログラムでしたが、演奏前にそれぞれの曲に込めた思いや願いなどを語られ、
聴く側も目の前に情景や色彩までも感じられるような気持を込めての素晴らしい演奏に感動しました。
これぞジャズSAXの正統派とも言える、柔らかく深みのある低音から、きらびやかで張りのある高音。
アップテンポな曲では、うねるようなグルーブ感、スローバラードでは、美しく繊細で包み込むような優しさ。
ジャズの醍醐味でもある、アドリブの掛け合いや、4バース、独自にアレンジされたスタンダード曲も、
新鮮で心躍るサウンドに引き込まれました。
ホールの音響の良さとも相まって、幸せなひと時でした。ありがとうございました。



今回のコンサートのプログラムです。

プログラム裏面です。

いよいよ「あつみにこんさーと」の開幕です!
会場は今後も引き続き渥美文化ホールにて開催することとなりました。
これまでの「あつみロビーコンサート」同様、よろしくお願いいたします。
今回も田原市立福江中学校のボランティアグループ「ドリームの会」の生徒さん7名が、スタッフとして参加下さいました。
まずは、スタッフ紹介と事前打ち合わせから。

次に、受付で配布するプログラムのとじ込み作業を全員で行います。







その後、各担当業務に分かれていただきました。
こちらは検温消毒コーナーのスタッフさん。
皆さん、よろしくお願いしま〜す!

最初に体温測定を・・・



続いて手指のアルコール消毒を行います。



@番 取り置きチケット配布コーナーのスタッフさん。
よろしくお願いしま〜す!
(後ろのカーテンが白飛びしてしまい、申し訳ありません)

予約販売のチケットはこちらでお渡しします。



A番 当日券売り場のスタッフさん。
よろしくお願いしま〜す!
(こちらも白飛びしちゃってます)

ドリームの会の生徒さん、がんばってますね。


いつもにこやかなスタッフKさんは、みんなの人気者。
じつは名札管理の達人なんですよ!

こちらが受付担当のスタッフさん。
皆さん、よろしくお願いしま〜す!
ちなみに、右端でプログラムを手にしている方は、
福江中学校「ドリームの会」担当の先生。
毎回、当あつみにこんさーとにご協力をいただき、ありがとうございます。

受付係の生徒さんがお客様からチケットをお預かりし、半券をお返しします。





そして、こちらでプログラムをお渡しします。

なお、受付では親子室利用のお申し出も承っています。

「あつみにこんさーと」として新たな1ページを刻むこととなる今回は、纐纈歩美ジャズカルテットの皆さんによるジャズライブ。
まずはメンバー紹介から。
アルトサックス 纐纈歩美さん、ピアノ 佐藤浩一さん、
ベース 安田幸司さん、ドラムス 安藤正則さん。
オープニングは纐纈さんのオリジナルで Precious
自分にとってとても大切で尊いものをイメージして、暖かい気持ちで書いた曲とか。
ワクワクするようなノリの良さで、まさに暖かな気分になれる素敵な曲ですね。
う〜ん!オシャレ!!

次もオリジナルで M's Day
先日の母の日(Mother's Day)に書いた曲なのだそうです。
纐纈さんによる英語タイトルの詳しい説明のおかげで、曲のイメージを思い浮かべながら聴くことが出来ました。
サックスの澄み切った美しい音色がじつに心地よいですね。







次は、チャーリー・チャップリン作曲の Smile
耳に馴染んだこの曲ですが、粋なアレンジによって素敵なジャズナンバーへと変身です。
続いて、オリジナルのバラードナンバー Daze
Dazeとは「無心になって」とか「夢中になって」という意味があり、そんな気持ちの中で書いた曲なのだそうです。
何か余程、心ときめく想いがあったんでしょうか?

1部最後は、これも纐纈さんのオリジナルで Leap
Leap というのは、突然ワッと沸くようなとか、テンションが上がるような、そんな意味合いがあるそうです。





ハイテンポなノリノリのナンバーで、会場のボルテージも一気に上がります。

終盤でのドラムソロ、メチャカッコよかったです。


ここで15分間の休憩となります。
客席中央でミキシングコンソールの調整を行っているのは、音響担当スタッフTさん。
PAを使用するコンサートには無くてはならないメンバーです。

2部最初の曲は纐纈さんのオリジナル Quiet
サックスの切ないメロディーが心に染み入ります。
バックのブルーの照明もオシャレですね。


ドラムス 安藤正則さん。

次は A Little Boy
これは、小さい子どもの持つエネルギーだったりとか、無限の可能性をイメージして書いた曲なんだそうです。

ピアノ 佐藤浩一さん。





ベース 安田幸司さん。

アルトサックス 纐纈歩美さん。

次の曲は Limpid Flame
これは、透明な透き通った炎という意味。
コロナ禍で3年程の間、演奏する機会がめっきり減ってしまい、他のミュージシャンと音を合わせる機会も全く無くなってしまった時期がありました。
今振り返ってみると、一緒に演奏は出来なかったけれども、自分の中で音楽に対する情熱っていうのは全く変わらず、あり続けていました。
それが真っ赤な炎というよりは、透き通る透明のような炎が奥の方でじりじりとずっと燃え続けていたような、そんなイメージだったそうです。
そして、スタンダードナンバー Over The Rainbow へと続きます。

プログラム最後は Move
これは5年前の作品で、自分の身の回りで色んな変化が目まぐるしく起きた時に書いた曲なのだそうです。でも結果としてそれはすごくいい方向に向かっていたとか。
ジャズライブのラストに相応しく、とても前向きで勇気が沸いてくるような明るい曲ですね。
そして演奏終了後、会場から盛大な拍手が沸き起こります。






アンコールの拍手に応え、最後にもう1曲。
もうすぐ七夕ということで、
When you wish upon a star(星に願いを)の演奏で、本日のジャズライブの幕が閉じられました。
私、オシャレで洗練されたジャズサウンドに、ただただ酔いしれてしまいました。

コンサート終了後は、スタッフ全員でお客様をお見送りします。
ご来場誠にありがとうございました。





ホールのロビーでは纐纈さんと佐藤さん直筆のサイン入りCDが、手渡しで販売されました。

CDを買い求めるお客様の列が!


最後に、出演者の皆さんと共に記念撮影を行いました。
素晴らしい演奏をありがとうございました。
皆さん、お疲れ様でした!

後片付け終了後、ドリームの会の生徒さんに感想文を書いていただきました。
みんな、よくがんばったね。 お疲れ様でした!



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