第37回 あつみロビーコンサート
お箏とピアノの演奏
「EAST MEETS WEST」 −新たなる音世界−

第37回のロビーコンサートは『EAST MEETS WEST〜新たなる音世界〜』と題した、東洋の箏と西洋のピアノによるコラボレーション。会場の皆さんも初めて聴く新鮮な音楽の数々ではなかったでしょうか?
鈴木直己さんは今回ピアノにとどまらず、見た目はピアニカ、音はソプラノリコーダーのような「アンデス」という楽器や、アフリカの打楽器「ジャンベ」、またパソコンによる「オーケストラ」を変幻自在に扱い、箏の音色とクロスオーバーして『新たなる音世界』が生まれていました。
また杉浦 充さんの箏も立ちながらの演奏スタイルで、時にはハープの様に、また時には打楽器の様に弾きこなす姿が印象的でした。
演奏の合間はお二人のユーモアあふれるトークにより、会場は終始なごやかな雰囲気。外の天気は下り坂でしたが、会場は小春日和のような居心地のよい空間でした。



今回のコンサートのポスター(チラシ)です。

チラシ裏面です。

福江中学ボランティアグループ「ドリームの会」の生徒さんとの打ち合わせです。
新型インフルエンザの影響か、マスク姿が多いです。

前回のロビコンで落っこちてしまった看板ですが、結局釣り糸でぶら下げることに。
これでもう大丈夫ですね。(笑)

受付でお客様にお渡しするチラシの挟み込み作業です。
今日は少人数なので、全ての係を持ち回りで生徒さんに受け持ってもらいます。
がんばって!(汗)

会場ではPA担当スタッフによるセッティングや、出演者との打ち合わせが行われています。




文化会館入り口に看板と季節のお花が飾られました。


「受付係」の生徒さん。
ティータイムでは「お茶係」さんに変身!します。

開場時間となり、お客様がお見えになりました。
今回も1枚10円でマスクの販売を行いました。



今日のステージは箏 杉浦 充さん、ピアノ 鈴木直己さんによる和と洋のユニット “EAST MEETS WEST”
なお、鈴木さんは第25回ロビーコンサートにもご出演下さいました。

オープニングは、杉浦 充さんのオリジナルで「四季桜」
とてもきらびやかな美しい曲ですね。
紅葉の中に桜の花が咲き乱れる様に深い印象を受け、作曲されたそうです。

次の「それでも道は続く」では箏の演奏に合わせ、鈴木さんがアフリカの「ジャンベ」という太鼓を叩きます。



なかなか勇壮でリズミカルな曲ですが、いろんな苦難があってもがんばって生きて行こうじゃないかと、前向きな気持ちを表したんだそうです。



最初の2曲では西洋の音階(ドレミファ)に対応させるため、40年ほど前に開発された二十絃箏(絃は21本)を使いましたが、次の「花の咲き初む」では、千三百年の歴史を持つ十三絃の音色を聴かせて下さいました。
伝統的な和の心を感じます。

本来は作曲家の鈴木直己さん、ここでお得意な「3つの音をモチーフに作曲」を披露して下さいます。
お客様がランダムに選んだ「ミ・ラ・レ」の音を元に、美しいバラードが即興演奏で奏でられます。
鈴木さん、お見事です!


第1部の締めくくりは、ジャズのスタンダードナンバー Fly me to the moon
私、クラシックやポップスの箏は聴いたことあるんですが、ジャズは初めて!
箏という楽器の無限の可能性を感じさせる素晴らしい演奏でした。

休憩・ティータイムです。





お茶菓子は当スタッフ Yさんのお友達 Sさん(せ印)による手作りケーキ。 おっ!おいしそう〜!
いつも創意工夫しつつ色んなお菓子を作って下さり、ありがとうございます。
ちなみに私はチョコ派です。

ラウンジで思い思いにくつろぐお客様。






今年度から始まった企画、ロビコン特製CDプレゼントのコーナーです。
今日の演奏を録音したCDが何と!2名様に当たるんです。(笑)
生徒さんがくじ引きを・・・・・見事当選されたお客様、おめでとうございま〜す!

(上)第2部は、コンピュータの音源を使ったオーケストラとお箏の競演から始まりました。
1曲目は杉浦さんの作曲で「蒼月之曲」
雄大かつ繊細なオーケストレーションに哀愁漂う箏のメロディー・・・・・絶妙な絡み合いに思わず引き込まれてしまいます。
続いて、杉浦さんが飼っていた今は亡き愛犬への思いを綴った「思ひ出」
(下)リンゴ印のパソコンを自在に操る鈴木さん。
まさに音のマジシャンですね。

美空ひばりさんの数々のヒット曲を見事なアレンジで綴る「ひばりメドレー」(リンゴ追分〜お祭りマンボ〜川の流れのように)
続いて「浜辺の歌」では、鈴木さんが「アンデス」という非常に珍しい楽器を演奏して下さいました。
いやあ〜、なんとも癒される音色です。





素晴らしい演奏もさることながら、お二人のちょっぴり毒を含んだトークもメチャ最高でした。(笑)



プログラム最後の曲は、アランフェス協奏曲をモチーフとしてチック・コリアが作曲したジャズの名曲 SPAIN
杉浦さん、髪を振り乱しながらの熱演です。
箏ってカッコイイ!

演奏終了後、生徒さんより花束の贈呈があり、客席から盛大な拍手が・・・・・

アンコールは「千の風になって」


先ほどの曲とはうって変わり、穏やかで優しく包みこまれるような雰囲気の中、コンサートはフィナーレを迎えました。
杉浦 充さん、鈴木直巳さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。

コンサート終了後、お客様にご記入いただいたアンケートを回収させていただきました。
結果は今後の運営の参考にさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
ご来場、誠にありがとうございました。

受付でCDの販売が行われました。
かなりの人だかりでしばらくは撮影不能状態だったんですが、やっと落ち着いたところを撮らせていただきました。



後片付けに取りかかります。
なんせ少人数なので、手際よく行かないと。
私もさすがに撮影に専念してばかりいられないんで、この1枚で終了。 よーし、ガンバルぞっと!
スタッフの皆さん、ドリームの会の生徒さん、お疲れさまでした!



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