第39回 あつみロビーコンサート
Fluss Trio

新年を迎え、清々しい気分の中で第39回ロビーコンサートが幕を開けました。
心が洗われるようなチェロとバイオリンとピアノの素晴らしい音色の三重奏に、深い感動を覚えたのは私だけではなかったと思います。
第一部は、メンデルスゾーンの「ピアノトリオニ短調作品49」。チェロの表情豊かで伸びやかな音色、またバイオリンの艶っぽさ、ピアノの華やかな感じがとても印象的な曲でした。
第二部は聴きなじんだ曲が多く、皆さんには十分に楽しんでいただけたことと思います。一曲一曲の説明も解りやすく、それぞれの情景を思い浮かべながら聴くことができました。
その曲に思い出などあると、また人一倍味わい深いものとなります。
今日のロビーコンサートが皆さんの心に残り、頑張る力となることを、スタッフ一同願っています。



今回のコンサートのポスター(チラシ)です。

チラシ裏面です。

お客様を出迎える会場入り口には、コンサートのポスターと季節のお花が。


受付は福江中学ボランティアクラブ「ドリームの会」の生徒さん。
スタッフHさんがサポートに入ります。

開場時間となりました。
あっ! 可愛らしい女の子が花束を抱えて来ましたよ。

いつも笑顔と真心を込めた応対を心がけています。


中学生スタッフの皆さんがお客様をお迎えします。
今日も元気いっぱい!




開演時間となり、Fluss Trio(フルース トリオ)
(左から piano 安藤悦子、violin 木田史子、cello 星野順一)の皆さんによる演奏が始まりました。
なお、安藤さんは、第3回第32回、そして今回で3度目のご出演となります。

第1部は、メンデルスゾーン「ピアノトリオニ短調作品49」
都会ならまだしも、渥美のような田舎で本格的なクラシック、しかも全楽章!聴けるなんて、本当に幸せです。
でもじつは私、この曲全くの初めて!(汗)
個人的にはピアノの入った曲って大好きなので、心して聴きましたよ。(笑)

第1楽章では、チェロで始まる力強く憂いを秘めた主題が、とても印象に残りました。
ピアノはひとときの休みもなく、安藤さんの指が鍵盤上を駆けめぐります。



清らかな旋律が美しい第2楽章。
続く第3楽章はスケルツォ。
めまぐるしく躍動感あふれる音楽を、それぞれの楽器が展開します。
テクニックもさることながら3人の息がピッタリ合っていないと、こんな素晴らしい演奏は出来ないと思います。
抜群のチームワークですね。

最終楽章もリズミカルな、そしてロマンあふれる演奏に魅了されつつ、華やかなコーダで力強く締めくくられました。
同じくメンデルスゾーンの2番と共に、ロマン派好きには応えられない名曲なんでしょうね。



第1部終了後はティータイムです。
ドリンク類はお客様に好みで選んでいただけるよう、コーヒーや紅茶、ジュース等、ご用意しています。



じつは私、HP用の写真撮影中にお客様からお声を掛けられ、スタッフとして初めて紅茶をお注ぎしました!
お茶係さんの心境がほんの少しは理解できたような・・・
正直、ちょっとドギマギしましたが、お客様からの「ありがとう」の一言がとても暖かく心に響きました。

今日のお菓子は、田原くっきー工房さん。
評判も上々でしたよ。
もう残りあとわずか!

第2部開演までのひとときを、ラウンジでのんびりとくつろいで下さいね。


階段の踊り場ではカメラ担当のスタッフKさんが撮影中。
頼もしい仕事人に感謝!です。




好評につき、今回もロビコンCDをお客様にプレゼント!
中学生スタッフがくじ引きと当選者の発表を行います。
なお、当選されたお客様よりあたたかい感謝のお言葉をいただき、スタッフ一同うれしい限りです。(笑)
おめでとうございま〜す!

第2部は古今東西の名曲の数々をピアノトリオで。


まずはクラシックのスタンダードナンバーから、ブラームス「ハンガリー舞曲第6番」

こういった馴染みのある曲って、やっぱりホッとしますね。

演奏の合間には星野さんのトークが入ります。
当を得た曲の説明に納得です。

曲は「愛の挨拶」、「美しき青きドナウ」、グノーの「アヴェ・マリア」
そして、シューベルトの「セレナーデ」と続きます。
美しい旋律に心が洗われるようです。



ピアノの譜めくりをしている可愛らしいお嬢さんは、何と! 安藤さんの娘さん。
ご自身もピアノを弾いておられるとのこと。
ここはぜひともロビコンへのご出演を、首を長〜くしてお待ちしています。
お母さまと共演なんていかがですか?

続いて「浜辺の歌」、「リベルタンゴ」、「カバティーナ」
そしてプログラム最後は、モンティの「チャルダッシュ」
木田さんの華麗なヴァイオリンテクニックに、思わずうっとりと酔いしれてしまいました。

中学生スタッフより花束の贈呈があり、その後、会場はアンコールの拍手に包まれて・・・



ピエトロ・マスカーニ作曲のオペラ “カヴァレリア・ルスティカーナ” より「間奏曲」
某コマーシャルにも使われてたので、聴いたことがある方も多いかと思います。
心の中にしみ入るとても美しい曲ですね。
アンコール、素敵な選曲でした。

コンサート終了後は恒例?の記念撮影を行いました。
フルーストリオの皆さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。
スタッフ、ドリームの会の皆さん、お疲れ様でした!
そして、寒い中をご来場下さったお客様、誠にありがとうございました。

皆さん、話に花が咲いてますね〜。




(左から)安藤さん母娘、当スタッフ会森下代表、森下代表の娘さんの大羽陽子さん、そして木田さん。
安藤さんと大羽さんは、ピアノを通じたお仲間です。
これからも素敵な演奏を聴かせて下さいね。



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