第66回 あつみロビーコンサート
歌芝居デュオコンサート

ソプラノの峯島さんは第26回(2007年12月9日)にも出演していただいている方でしたので、楽しみに待っていた方もおられたのではないかと思います。会場は、大勢のお客様で会場一杯になりました。
今回は"歌芝居デュオコンサート"。
勿論、峯島さんの歌唱力は素晴らしいのですが、それに加え、目力(めぢから)と演技力に魅了され、2本立ての芝居を見た気分です。
私は、ドイツ語は全く分からないのですが、台詞と曲想から内容、気持ちが伝わりました。
また、ピアノの松永さんとは二人がウイーンに在住していたころから演奏活動をしていたということで、とっても息のあった演奏でした。
お二人が届けたいと言っていた、クラシックの「楽しい!」が十分に感じられ、終了後もワルツのリズムが刻まれている感じです。
「あー、楽しかった!」 幸せな秋晴れの贅沢なひと時をありがとうございました。



今回のコンサートのチラシです。



「農村環境改善センター」とありますが、こちらが渥美文化会館 多目的ホールの入り口となります。
素敵な案内看板と、季節のお花が飾られていますね。

今日も、福江中学校ボランティアグループ「ドリームの会」の生徒さんが、スタッフとして参加して下さいます。
次々と来場されるお客様への応対に大忙しです。

一息ついたところで写真を一枚。
中学生スタッフも満身の笑顔で応えてくれました。
皆さん、よろしくお願いしま〜す。

ロビコンでは始めて使用されるピンスポットライト。
オペレーターは、電気関係にめっぽう強いスタッフ I さん。
“歌芝居”のシナリオを手に、静かな闘志を燃やしています。

いよいよ、ソプラノ 峯島望美さん、ピアノ 松永充代さんによる「歌芝居デュオコンサート」が始まりました。
1曲目は「歌の翼に」

お二人はウィーンで活躍されていた頃からデュオを組んでこられたとか。
今日のプログラムも、ウィーンにゆかりの深い作曲家の作品を中心に選曲して下さいました。
芝居と歌の融合! 超楽しみです。

次は趣を変えて、日本の歌曲を。
「赤とんぼ」、「くりやの歌」、そして「くちなし」の3曲を続けて。



あらためて日本語の歌の美しさに深く感動してしまいました。




いよいよ歌芝居。
曲は、ピアノソロも含め「樅の木〜恋と春〜乙女の嘆き〜悲愴 第一楽章より〜ステラの独白」と続きます。
まるでオペラを見ているかのような峯島さんの歌と演技に釘付けです。

前半のステージ終了後は20分間のティータイム。
お客様にはラウンジにて一息ついていただきます。



(上)今日のお菓子は手作りクッキー。
バナナくるみ ・ チョコ ・ リンゴの3種類です。

(下)どれにしようか迷ってるのかな?(笑)

毎回恒例のロビコンCDプレゼントのコーナーです。
ドリームの会の皆さんによるくじ引きで、みごと当選された3名のお客様、おめでとうございます!



後半のステージは、前半のシリアスな芝居とは打って変わってコメディタッチ。
1曲目「美しく青きドナウ」のピアノソロから始まりました。
ここは、とあるウィーンのカフェ。
さて、これからどういった展開に?

(上)ここで松永さんの旦那様!扮するところのボーイさんが登場。
名役者ぶりにびっくりです!

(下)松永さんが芝居の設定等を説明して下さいました。

歌は「私の唇は熱い口づけを」
会場を縦横無尽に駆け巡りながらの熱演熱唱に、客席から「ブラボー!」の声援が飛びます。



「私の愛の歌はワルツじゃなくちゃ」そして「メールシュパイゼ〜ウィーン菓子〜」と続き、最後は日本語の歌詞を交えた「ウィーン、我が夢の街」で歌芝居は締めくくられました。
最後、まさかの三河弁に会場は大爆笑。
ウィーン仕込みのパワーと存在感に圧倒されてしまいます。

中学生スタッフより花束贈呈の後、暖かく盛大な拍手がわき起こり、「アンコール」のかけ声が・・・




アンコール1曲目は、J.シュトラウス作曲の「ほろ酔いの歌」
へべれけに酔った峯島さん(もちろん演技)がお客様にワインを振る舞おうとしたら・・・あれっ?ボトルは空でした。
抜群の演技力に、まさに酔いしれてしまいました。

最後は会場の皆さん全員で「赤とんぼ」を。
もちろん、私もカメラを構えながら歌わせていただきました!
ロビコンならではのアットホームな雰囲気に包まれた、素敵な演奏会でした。


最後に出演者の皆さんと共に記念撮影を行いました。
スタッフとして参加下さった峯島さんと松永さんの旦那様も一緒に和気あいあいと!


会場に届けられたお祝いの生け花と共に。
いや〜!なんとも艶やかですね〜。
峯島さん松永さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。



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