今回のコンサートのチラシです。 |
文化会館入口に設置されたウェルカムボードとお花。 こちらを目印にコンサート会場へお越し下さいね! |
受付には開場前にもかかわらず、大勢のお客様が次々と・・・ |
豊橋の男声合唱団「ふんけんクラブ」の皆さんがご来場下さいました。 ユニークかつユーモアあふれるステージは必聴必見です! |
安定感抜群な名司会ぶりが定評なスタッフYさん。 もはや匠の領域に! |
今回は「美しい日本語の歌」 カウンターテナー 中嶋俊晴さんと、ピアノ 野畑さおりさんによるデュオ・リサイタルです。 まずは山田耕筰作曲の童謡から4曲。 オープニングはアカペラで「赤とんぼ」 |
次は「この道」 |
カウンターテナーの美しい響きで会場が満たされます。 |
現在オランダのアムステルダムを拠点にご活躍されている中嶋さん。 昨年初めて渥美に来られたとの事ですが、じつは私達ロビコンスタッフの多くが在籍している渥美混声合唱団のボイストレーナーを快く受けて下さり、それがご縁で今回のコンサートが実現しました。 ちなみに中嶋先生、関西系のノリで冗談を交えながら、じつに楽しく分かりやすく教えて下さいましたよ! *中嶋俊晴さんのYouTubeチャンネルはこちらです。 |
野畑さんは過去 第27回、第48回のロビーコンサートにご出演下さり、本日で3回目のステージ。 野畑さんのピアノ、大好きです! *第27回の動画はこちらです。 |
次は「夜明けからす」 中嶋さんが昨年渥美に来られたときにこの歌の歌詞が真っ先に頭に浮かび、今回のステージでは必ず歌いたいと思っていたそうです。 夜明け前の海の情景が目に浮かぶようです。 |
続いて「待ちぼうけ」 |
ここで、野畑さんのピアノソロが。 曲はご自身の編曲による「日本の四季」 なじみ深い日本の童謡の数々がメドレーでつづられます。 曲は、春が来た〜こいのぼり〜かたつむり〜われは海の子〜海〜月〜ちいさい秋みつけた〜雪〜お正月 どうしてこんなにも力強くダイナミックレンジの広い演奏が・・・? しかも、ひとつひとつの音の粒がキラキラ光ってます。 |
次は、間宮芳生が日本の民謡を採譜し、それを元に編曲した「さそり節」「子守唄」「さんさい踊り」 中嶋さんによると、これらの曲はピアノ伴奏がとても凝っていて、歌の旋律と伴奏とのコラボレーションがどのようになるのかとてもスリリングなんだそうです。 ちなみに、間宮さんはアニメ映画「火垂るの墓」の作曲者として知られています。 |
谷川俊太郎/谷川賢作親子の作品より「ほほえみ」 美しい歌声に聴き惚れていたら、最後の“ほほえむことができるから ほほえみで人をあざむく” ってとこでドキッとしました。 まさに本音ですね。 |
「ぴあの」「ゆっくりゆきちゃん」「はくしゃくふじん」 谷川さんの詩の面白さや怖さが見事に歌によって引き出されます。 中嶋さんの素敵な歌声に会場の皆さんもうっとり! |
続いて「さようなら」「なずな」 |
「Family Portrait 家族写真」では、中嶋さんが谷川俊太郎さんの詩を朗読し、野畑さんが谷川賢作さん作曲のピアノ曲を演奏。 情感あふれる美しい演奏に心奪われます。 この機会を通して谷川俊太郎さんの詩の世界をほんの少し垣間見る事が出来ました。 |
谷川俊太郎作詞・武満徹作曲「死んだ男の残したものは」 アカペラで切々と歌い上げる中嶋さん。 心の奥底から響き渡る歌声にもう感動しきりです。 そしてプログラム最後は、武満徹作詞作曲「小さな空」 シンプルで切なく美しいメロディー! じつは私の一押しの曲で、まさに“美しい日本語の歌”だと思います。 |
ここで中学生スタッフからお二人へ花束が贈呈され、会場からは割れんばかりの拍手の嵐が・・・ |
アンコールは江間章子作詞・中田喜直作曲「おかあさん」 優しくあたたかな歌声に会場全体が包み込まれ、そして再び沸き起こった盛大な拍手の中、本日のステージの幕が閉じられました。 |
今回のコンサートはワンステージのため、終了後にティータイムを行いました。 福江中学校のボランティアグループ「ドリームの会」の生徒さんが淹れたコーヒー・お菓子等をお客様におもてなしします。 |
みんなガンバッテよ! |
暖かい日差しが降り注ぐラウンジで、皆さんティータイムを楽しんでおられます。 |
最後に出演者・関係者の方々と共に記念撮影を行いました。 素晴らしい歌と演奏をありがとうございました。 皆さん、お疲れ様でした! |
元気いっぱい「ドリームの会」の皆さん。 次回もよろしくね! |