第51回 あつみロビーコンサート
ジプシー ・ ヴァイオリン

今日のコンサートは、まさに音楽に酔ったという感じです。
興奮が収まらず、会場で購入したCDを聴きながら書いています。
リベルタンゴに始まり、サンライズ・サンセット、七つの子・・・アンコールのラ・クンパルシータまで、様々なジャンルの曲が素敵なアレンジで楽しめました。
高橋さんのお話に、“ジプシーが音楽を運んだ” とありましたが、今夜は高橋誠アコースティックバンドの皆さんに何か国も旅に連れて行っていただいている様な、またその風景が浮かぶ様な気分になりました。ロシアの映画音楽の「ムルカ」では情熱的な恋を感じることができ、何て豊かなひと時だったでしょう。
そして、お話しされたとおり本日販売したCDの売り上げの20%は、東日本大震災の被災地への寄付として確かにお預かりしました。ありがとうございました。



今回のコンサートのチラシです。





会場入り口に飾られたお花と立て看板。
いつもながら見事なお手前です。
なお、今日はジャジーナイト以外では初の夜間コンサート。
お客様の反応が気になります。

ジャーん! 今年度から入会された、美しすぎる新人スタッフ4名の皆さんです。
右からスタッフKさん、Eさん、Tさん、そして左のお方は何と! 前々回のロビコンにご出演下さったフュージョンバンド L6 の齊藤ゆかりさん!
これからはスタッフとして参加して下さるそうです。
皆さん、よろしくお願いしま〜す!

素敵なお母さん発見!
二人のお子さんにとって、今日のコンサートが素晴らしい思い出となりますように。





第51回目のロビコンは、高橋誠アコースティックバンドの皆さんによるステージ。
のっけから情熱的なナンバー、ピアソラ作曲の「リベルタンゴ」から始まり、会場は一気にヒートアップ!
いきなりの名曲・名演奏に、強烈なカウンターパンチを食らったかのような衝撃を受けました。
カ、カッコイイ!

ヴァイオリンの高橋 せいさん。








(上)ギターの望月雄史さん。
(下)アコーディオン/ピアノのTito Monteさん。
Titoさんは 第23回のロビコン“jazzynight in Atsumi vol.3”以来、今回で2度目のご出演となります。









2曲目はぐっと趣を変え、映画『屋根の上のヴァイオリン弾き』より「サンライズ・サンセット」
しっとりと聴かせるバラードナンバーも、また格別ですね。
ヴァイオリンの繊細で美しい音色に心を奪われます。
「ジプシー」の語源ですが、ヨーロッパの人々が、彼らはエジプトから来た人たちなんだと勘違いし、「エジプシャン」という言葉がなまってジプシーとなったそうです。
元々はインドのロマ民族が北上し、ヨーロッパやロシアへ音楽を運びながら、また逆にその土地の音楽を吸収しながら広めて行ったそうです。

次はロシアのジプシー音楽「黒い瞳」
この土臭さ、じつにカッコイイですね。
これぞジプシーヴァイオリン! 超絶テクニックに、もうしびれっぱなしです。 まさに神!
続いて、高橋さんが3.11の震災以降、演奏し続けている曲、チャップリン作曲の「スマイル」
エレクトリック・アコースティック・ヴァイオリンが奏でる変幻自在な音色と甘美なメロディーに、心いやされます。

フランク・シナトラのナンバーから「マイ・ウェイ」
スタンダードナンバーは永遠に不滅です。(笑)
そして前半最後は、葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」






高橋流情熱大陸、じつに素晴らしいですね。
とにかく、たった3人とは思えない程の迫力ある厚いサウンド、そして流れるようなリズミカルな調べ。
一流のプロミュージシャンの実力に圧倒されてしまいます。
後半のステージも楽しみ!

前半終了後はラウンジにてティータイムとなります。
今日のお菓子は田原くっきー工房さんの、くるみアーモンド・チョコチップ・抹茶のクッキー。
さて、あなたのお好みは?


今日は本当に大勢のお客様にご来場いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
おかげさまで満員御礼となりました。

そのせいか種類によっては飲み物を切らしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。(汗)


(上)ロビコン恒例、CDプレゼントのコーナー。
くじ引きは高校生スタッフ2名と元高校生!のスタッフ2名で行います。
当選された4名のお客様、おめでとうございます。
(下)何と、高橋さんからのうれしいサプライズ!
ご自身のCDをプレゼントして下さるそうです。
今日誕生日のお客様は?・・・・・あっ! 1名いらっしゃいました。 おめでとうございます。

「音楽のジャンルに垣根を持ちたくない。」とおっしゃる高橋さん。
ジプシー音楽に限らず、じつにヴァラエティーに富んだ憎い選曲で楽しませて下さいます。
後半1曲目はコンチネンタルタンゴの名曲「ジェラシー」
アルフレッド・ハウゼ、昔よく聴いてました。


次は、日本の代表的な童謡「七つの子」
2005年に開催された愛・地球博のステージで演奏された、とても思い出深い曲なんだそうです。
モダンなアレンジはエレクトーン/ピアニカ奏者の松田昌さんの手によるもので、松田さんとはこれまでに何度か共演された事があるそうです。







1930年頃の古いロシア映画「ムルカ」より。
ノスタルジックな哀愁漂うメロディー、そしてダイナミックな躍動感。 この曲、すごいです!
アコーディオンとピアノを器用に弾き分けるTitoさんの絶妙なテクニックにも魅せられてしまいました。
続いて松田昌さんのオリジナル「アンダルシア」
スペインの香りがふんだんに感じられる見事な曲想の作品ですね。
望月さんのフラメンコのギターソロ、超かっこよかったです。
そしてプログラム最後は、美しいタンゴのナンバー「エル・ディア・ケ・メ・キエラス(想いの届く日)」

スタッフより花束が贈られ、その後会場からは割れんばかりの声援と拍手の嵐がわき起こり・・・


アンコールはタンゴの代名詞とも言われる曲「ラ・クンパルシータ」
締めはやっぱりタンゴですよね!(笑)

コンサート終了後、CDの即売会が行われました。
もちろん自筆のサイン入りです。
会場は長蛇の列で、さながら握手会状態!
なお冒頭のコメントのとおり、売上の20%が被災地へ寄付されます。

最後に恒例の記念撮影です。
高橋誠アコースティックバンドの皆さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。
またぜひ渥美へお越し下さい!




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